まず、かたい話は抜きにして、参考写真をどうぞ
参考写真 その1
「魚の生食」編
「脂っこいアザラシの肉や、サケ、チョウザメとクジラの脂身、血のしたたる肉など、これらすべてを生のままや、干物、さらには多くの場合冷凍にして、ふんだんに食べる」
(村上春樹『1Q84』p464より)
冷凍のアザラシの脂肪(このまま食べます)。少なくとも今では肉は生や冷凍ではなく、煮て食べます。
冷凍のコマイ(このまま食べます)。コマイはスープにもします。
冷凍のチョウザメ(このまま食べます)
チョウザメの刺身(このまま食べます)
チョウザメは焼いて食べることもあります
魚の種類にもよりますが、スープにもします(昔からある調理法です)
サケの干し魚です。これが一番ポピュラーな食べ物、ニヴフ伝統料理のいわば主食です。塩を用いないのが伝統的製法です。カチンコチンに乾かして、包丁で小さく切って食べます。このポソポソ感はなんともいえません。鰹節みたいな感じ。